「今さらFAXなんて必要なの?」 「お店に行っても、どれも同じに見えて選べない…」 「実家の親への詐欺の電話が心配。何か対策できないかな?」
FAXの購入を検討するとき、こんな風に感じていませんか?
かつては一家に一台が当たり前だったFAXも、メールやSNSが普及した今、その立ち位置は大きく変わりました。
しかし、「もう古い」と切り捨てるには早すぎるのが、現代におけるFAXの奥深いところです。
ビジネスシーンでの根強い信頼性、学校や地域コミュニティでの連絡手段、そして、巧妙化する特殊詐欺から大切な家族を守るための「防犯ツール」として、FAXは今、新たな価値で再評価されています。
私の経験から断言できるのは、「目的」さえハッキリすれば、FAX選びは決して難しくないということです。 そして、正しく選んだ一台は、あなたの生活や仕事を今よりもっと快適で、安心なものに変えてくれます。
この記事では、単なるスペックの羅列ではありません。
- なぜ今、FAXが役立つのか?という根本的な理由
- 専門知識ゼロでも最適な一台を見つけられる「選び方の5ステップ」
- 「この人にはこの機種!」と自信を持っておすすめできる具体的な6機種の徹底レビュー
これらを、専門用語を極力避け、分かりやすい言葉で解説していきます。
この記事を最後まで読み終える頃には、あなたの中にあったFAXへのモヤモヤは消え去り、「これこそが欲しかった一台だ!」と確信を持って選べるようになっているはずです。
それでは、あなたにぴったりのFAXを見つける旅を、一緒に始めましょう。
FAXはもう古い?購入前に知りたい「FAXの必要性」と4つの利用シーン
「メールやLINEで十分じゃない?」
そう思うのも無理はありません。 しかし、特定のシーンにおいては、FAXが持つ「確実性」や「一覧性」が、デジタルツールにはない大きな強みを発揮するのです。
まずは、現代におけるFAXの具体的な活躍シーンを4つ見ていきましょう。
シーン1:ビジネス・SOHOでの利用(揺るぎない信頼性)
「契約書は、まずFAXで確認させてください」
今でも多くの企業、特に不動産、金融、建設、士業(弁護士・税理士など)の世界では、FAXがビジネスの第一線で活躍しています。
なぜなら、FAXには「送受信の記録が残り、改ざんされにくい」という大きなメリットがあるからです。
メールのように、ウイルス感染や迷惑メールフォルダへの振り分け、サーバーダウンといったトラブルの心配がありません。 手書きの署名や捺印も、そのままの形で相手に届けることができます。
見積書、発注書、請求書といった日々のやり取りから、重要な契約書まで、「送った」「届いていない」という不毛な水掛け論を避け、確実なコミュニケーションを実現してくれる。 それが、ビジネスシーンでFAXが愛され続ける理由です。
シーン2:家庭での利用(デジタルとアナログの架け橋)
デジタル化が進む一方で、私たちの生活にはまだまだ「紙」でのやり取りが残っています。
- 学校やPTA、習い事の連絡網
- 町内会やマンションの理事会からのお知らせ
- 病院やクリニックへの書類提出
これらの連絡は、PDFで送られてきても、結局印刷して記入し、再度提出するケースが多いですよね。 そんなとき、コピー機能もついたFAX複合機があれば、「受信→印刷→記入→コピーして控えを保管→送信」という一連の流れが、一台で完結します。
パソコンを立ち上げたり、スマホの小さな画面で操作したりする手間がなく、誰でも直感的に使える手軽さは、忙しい毎日の中で想像以上に頼りになります。
シーン3:公的な手続きでの利用(意外な活躍の場)
役所や公的機関への書類提出など、お堅い手続きの場面でもFAXは活躍します。
もちろん、オンライン申請が可能な手続きも増えてきましたが、全ての書類が対応しているわけではありません。 急ぎで書類を送りたいとき、郵送では間に合わない、でも窓口に行く時間はない…そんな絶妙なタイミングで、FAXが最後の砦となってくれることがあります。
いざという時のために、確実な通信手段を一つ持っておく。 これは、現代社会をスムーズに生き抜くための、ささやかな「保険」と言えるかもしれません。
シーン4:実家の親を守る「防犯対策」として(最も重要な役割)
そして、現代において私が最もFAXの必要性を感じているのが、この「防犯」という側面です。
ご存知の通り、高齢者を狙った特殊詐欺(オレオレ詐欺、還付金詐欺など)の被害は後を絶ちません。 警察庁の発表によると、令和5年(2023年)の特殊詐欺の認知件数は19,033件、被害額は約441.2億円と、依然として極めて深刻な状況です。
(出典:警察庁Webサイト 特殊詐欺対策ページ)
これらの詐欺の入り口のほとんどは、1本の電話です。 犯人は巧みな話術で相手を動揺させ、冷静な判断力を奪ってしまいます。
つまり、詐欺被害を防ぐ最も効果的な方法は、「犯人と直接会話をしない」ことなのです。
ここで、FAX機能付きの電話機が絶大な効果を発揮します。 最近の防犯機能が強化されたモデルは、
- 電話が鳴る前に、相手に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」と自動で警告
- 知らない番号からの着信には出ずに、ボタン一つで相手に名乗るよう促す
といった機能を搭載しています。 やましいことがある犯人は、この時点で電話を切ることがほとんどです。
「電話に出ない」という最強の防御壁を、機械が自動で築いてくれる。 これは、離れて暮らす親の安全を願う子世代にとって、何より心強いお守りとなるはずです。
【FAXの選び方 完全ガイド】後悔しないための5つのチェックポイント
FAXの必要性をご理解いただけたところで、いよいよ本題の「選び方」です。 ここからは、あなたが最適な一台にたどり着くための「5つのステップ」を、一つずつ丁寧に解説していきます。
この5つのステップに沿って自分の使い方を整理すれば、お店で迷うことはもうありません。
STEP1:利用シーンから選ぶ (家庭用 or ビジネス用 or 防犯用?)
【Point】まず「誰が」「何のために」使うのかを明確にしよう!
すべての基本となるのが、この「利用シーン」です。 漠然と「FAXが欲しい」と考えるのではなく、具体的な使い方をイメージすることで、必要な機能やタイプが見えてきます。
- 家庭用として使う場合
- 主な目的: 学校・地域の連絡、家族とのやり取り、たまの書類送受信
- 重視するポイント:
- コンパクトさ: リビングや電話台に置いても邪魔にならないか。
- デザイン性: インテリアに馴染むか。
- 操作の簡単さ: 誰でも直感的に使えるか。
- 子機の使いやすさ: 電話としての性能も重要。
- ビジネス用(SOHO・個人事業主)として使う場合
- 主な目的: 見積書・請求書・契約書の送受信、大量の書類送信
- 重視するポイント:
- 耐久性: ハードな使用にも耐えられるか。
- 印刷スピード: 大量の送受信を素早くこなせるか。
- ADF(自動原稿送り装置): 複数枚の原稿を自動で送れるか。
- PC-FAX機能: PCデータを直接送受信できるか。
- コストパフォーマンス: 本体価格とランニングコストのバランス。
- 防犯用として使う場合
- 主な目的: 高齢の親を迷惑電話や特殊詐欺から守る
- 重視するポイント:
- 強力な迷惑電話防止機能: 自動警告メッセージ、自動録音は必須。
- 操作の分かりやすさ: シニア世代でも迷わず使えるか。ボタンの大きさや表示の見やすさ。
- 信頼性: 警察や自治体も推奨するような、実績のあるメーカーか。
- あんしん機能: 登録した相手を光や音で知らせる機能など。
まずは、ご自身の使い方がこの3つのどれに最も近いかを考えてみてください。 もちろん、「家庭用だけど、たまに仕事でも使う」「ビジネス用だけど、迷惑電話対策もしたい」といった複合的なニーズもあるでしょう。その場合は、最も優先したいポイントを一つ決めることが大切です。
STEP2:FAXの「種類」から選ぶ (複合機 or インターネットFAX?)
【Point】「物理的な機械」が必要か、データで完結させたいかで決めよう!
FAXの利用形態は、大きく分けて2種類あります。
① FAX複合機(プリンター複合機)
現在、市場で「FAX」として販売されている製品のほとんどがこのタイプです。 FAX機能に加えて、コピー、スキャナー、プリンター機能が一つになっています。
【メリット】
- 省スペース: 複数の機器を置く必要がなく、場所を取らない。
- 多機能: 受信したFAXをそのままコピーしたり、紙の書類をスキャンしてPCに取り込んだりと、幅広い使い方ができる。
- 手軽さ: PCを立ち上げなくても、本体操作だけで完結する作業が多い。
【デメリット】
- 設置場所が必要: 当然ですが、本体を置くスペースが必要です。
- 消耗品が必要: インクやトナー、用紙といった消耗品代がかかります。
ほとんどの方は、こちらのFAX複合機を選ぶことになるでしょう。 特に、電話機としても使いたい場合や、PC操作が苦手な方がいるご家庭では、一択と言えます。
② インターネットFAX
こちらは、物理的な機械を必要としないサービスです。 契約すると自分専用のFAX番号がもらえ、メールや専用アプリを使って、PCやスマホからFAXの送受信を行います。
【メリット】
- 機器不要: 本体やインクが不要で、場所を取らない。
- どこでも使える: インターネット環境さえあれば、外出先や海外からでも送受信できる。
- ペーパーレス: 受信したFAXはPDFなどのデータで届くため、紙の無駄がない。
【デメリット】
- 月額料金制: 利用頻度が低くても、基本料金がかかる場合が多い。(例:月額1,000円前後〜)
- PC・スマホ操作が必須: デジタル機器の操作が苦手な方には不向き。
- 手書き書類の送信が手間: 手書きの書類を送るには、一度スキャナーやスマホで撮影してデータ化する必要がある。
【こんな人におすすめ!】
- 外出先でFAXを確認したいビジネスパーソン
- とにかくペーパーレスにこだわりたい方
- 使用頻度は低いが、FAX番号だけは持っておきたい方
代表的なサービスには「eFax」などがあります。 ご自身のワークスタイルに合わせて検討してみるのも良いでしょう。
STEP3:ランニングコストで選ぶ (インクジェット or レーザー?)
【Point】「本体価格」だけでなく「1枚あたりの印刷代」まで考えよう!
FAX複合機を選ぶ上で、避けては通れないのがランニングコストの問題です。 特に、印刷方式によってコストが大きく変わるため、ここは必ず押さえておきましょう。
現在主流の印刷方式は「インクジェット」と「レーザー」の2つです。
比較チャート:インクジェット vs レーザー
| 項目 | インクジェット方式 | レーザー方式 |
| 本体価格 | 安い (1.5万円~3万円) | やや高い (3万円~) |
| 印刷品質 | ◎ (写真やカラー印刷が得意) | 〇 (文字がシャープで綺麗) |
| 印刷スピード | 〇 (一般的) | ◎ (非常に速い) |
| 1枚あたりコスト | △ (約5円~15円) | ◎ (約3円~5円) |
| 消耗品 | インクカートリッジ | トナーカートリッジ |
| 主な用途 | 家庭用、カラー印刷が多い環境 | ビジネス用、大量のモノクロ印刷 |
インクジェット方式
液体インクを紙に微細な粒として吹き付けて印刷する方式です。 家庭用プリンターで最も普及しているタイプで、FAX複合機でも多くのモデルが採用しています。
- メリット:
- 本体価格が比較的安い。
- 写真やカラー印刷の品質が高い。
- デメリット:
- レーザーに比べて1枚あたりの印刷コストが高い。
- 長期間使わないとインクが目詰まりすることがある。
- 印刷した用紙が水に濡れるとにじみやすい。
【結論】 家庭での利用がメインで、印刷枚数がそれほど多くない方、写真やカラー印刷も楽しみたい方におすすめです。
レーザー方式
粉末状のインク(トナー)を、熱と圧力で紙に定着させる方式です。 オフィス向けの複合機やプリンターで主流となっています。
- メリット:
- 印刷スピードが非常に速い。
- 1枚あたりの印刷コストが安い。
- 文字がクッキリとシャープで、水に濡れてもにじまない。
- デメリット:
- 本体価格が高価になる傾向がある。
- 本体サイズが大きくなりがち。
- 消耗品のトナーカートリッジがインクに比べて高価(ただし、1本で数千枚印刷できる)。
【結論】 ビジネスでの利用がメインで、毎日たくさんの書類を印刷・FAXする方におすすめです。 初期投資は高くても、長い目で見ればトータルのコストを抑えることができます。
FAXのランニングコストについて、さらに掘り下げた比較を見たい方は、こちらの記事が参考になります。
▶︎『FAXのインク代はもう気にしない!【コスト徹底比較】で選ぶ、本当にコスパの良い一台』へ
【独自性Tip】 最近では、インクジェットでも大容量のインクタンクを搭載し、レーザー並みの低コストを実現した「エコタンク」モデル(エプソン)なども登場しています。印刷枚数が多いけれど、カラー印刷もしたい、という方は、こうした新しい選択肢も検討する価値があります。
STEP4:あると便利な「機能」で選ぶ
【Point】あなたの「ちょっと不便」を解決してくれる機能を見つけよう!
FAXの基本機能はどれも同じですが、付加機能に注目すると、使い勝手が劇的に向上します。 ここでは、特にチェックしてほしい便利な機能を5つ紹介します。
- 見てから印刷
- 受信したFAXを、まずは本体の液晶画面で確認できる機能。
- メリット: 不要な広告や間違いFAXを印刷せずに済むため、用紙とインク(トナー)の無駄を徹底的に防げます。 これはもはや必須機能と言えるでしょう。
- ADF(自動原稿送り装置)
- 複数枚の原稿をまとめてセットすると、自動で1枚ずつ読み込んで送信してくれる機能。
- メリット: 契約書や報告書など、複数ページにわたる書類を送る際の手間が劇的に減ります。 ビジネス用途では絶対に外せない機能です。
- 迷惑電話防止機能
- 前述の通り、特殊詐欺対策に絶大な効果を発揮する機能群。
- 機能例:
- 自動警告: 着信前に相手へ警告メッセージをアナウンス。
- 自動録音: 通話をまるごと録音。
- あんしん応答: 知らない番号にボタン一つで名乗るよう促す。
- メリット: 犯人との直接対話を避け、家族の安全を守ります。ご両親へのプレゼントとして選ぶなら、最重要視すべき機能です。
- PC-FAX送受信
- PCで作成したWordやExcelのデータを、印刷せずに直接FAXとして送信できる機能。 また、受信したFAXをPCに画像データとして保存することもできます。
- メリット: 紙やインクを節約できる上、書類の管理もデータで一元化でき、業務効率が大幅にアップします。SOHOや個人事業主の方に特におすすめです。
- 子機
- FAX本体(親機)とは別に、コードレスで持ち運べる電話機。
- メリット: FAXを置いている部屋以外でも電話に出たり、かけたりできます。家族間の取り次ぎにも便利です。子機の台数を増やせるモデルもあります。
これらの機能が自分の使い方に必要かどうかを考えてみましょう。
STEP5:信頼できる「メーカー」で選ぶ
【Point】メーカーごとの「得意分野」を知れば、選択肢は自然に絞られる!
最後に、主要メーカーごとの特徴を知っておくと、より自分に合った機種を見つけやすくなります。
- パナソニック (Panasonic)
- 家庭用FAXの代名詞「おたっくす」シリーズを展開。
- 特徴: なんといっても強力な「迷惑電話防止機能」が最大の強み。シニア世代でも使いやすい、分かりやすい操作性にも定評があります。家庭用や防犯目的で選ぶなら、まず第一候補となるメーカーです。
- (公式サイト:パナソニック FAX)
- ブラザー (Brother)
- プリンター複合機「プリビオ」シリーズが主力。
- 特徴: ビジネス用途に強いイメージ。ADF搭載モデルや、高耐久性を謳うモデルが多く、SOHOや小規模オフィスから絶大な支持を得ています。機能性とコストパフォーマンスのバランスに優れています。
- (公式サイト:ブラザー FAX・複合機)
- エプソン (EPSON) / キヤノン (Canon)
- プリンター業界の2大巨頭。FAX機能付き複合機も多数ラインナップ。
- 特徴: 長年培ってきたプリンター技術による印刷品質の高さが魅力。特に、写真やカラー印刷の綺麗さを重視するなら、これらのメーカーのモデルは有力な選択肢となります。大容量インクタンクモデルなど、ランニングコストを意識した製品も増えています。
これらのメーカーの特徴を頭に入れておけば、家電量販店で製品を前にしても、冷静に比較検討できるはずです。
【FAXおすすめ機種】目的別(家庭用・ビジネス・防犯)に人気6選を徹底比較
さて、お待たせいたしました! ここからは、選び方の5ステップを踏まえ、私(元家電販売員)が自信を持っておすすめする具体的な機種を、目的別に8つご紹介します。
メリットだけでなく、正直な「気になる点」も記載したので、ぜひ参考にしてください。
【家庭向けFAX】子育て世代に便利!リビングに馴染むおすすめ
【王道の安心感】パナソニック おたっくす KX-PD550DL
▼こんな人におすすめ!
- リビングに置いても違和感のない、おしゃれなFAXが欲しい方
- 子機での電話の取り次ぎが多いご家庭
- FAXの基本性能と使いやすさをバランス良く求める方
発売から少し時間が経っていますが、今なお家庭用FAXの「完成形」として人気の高いモデルです。 人気の理由は、何と言ってもそのデザイン性と機能性の絶妙なバランス。
すっきりとしたホワイトのボディはどんなインテリアにも自然に馴染み、ごちゃごちゃしがちな電話周りをスマートに見せてくれます。
▼ここがポイント!注目機能レビュー この機種の魅力は、日々の「ちょっとした使いやすさ」への配慮が行き届いている点です。 標準で付属する子機は、人間工学に基づいて設計されており、非常に持ちやすく、長電話でも疲れにくいのが特徴です。
また、「見てから印刷」機能の液晶画面は、漢字表示に対応したホワイト液晶で、明るく見やすいと評判。シニア世代の方でも、受信内容をしっかり確認してから印刷できます。 もちろん、基本的な迷惑電話防止機能(着信前の警告や、拒否機能)も搭載しているので、最低限の防犯対策も可能です。
▼ちょっと気になる点 最上位モデルに比べると、迷惑電話防止機能は限定的です。あくまで基本的な対策と割り切る必要があります。
▼スペック表
| 機能 | スペック |
|:—|:—|
| 印刷方式 | インクフィルム |
| 子機 | 1台付属(最大6台まで増設可) |
| 見てから印刷 | 〇 |
| 迷惑電話防止 | 〇(基本機能) |
| ADF | × |
| PC-FAX | × |
【ビジネス向けFAX】仕事が捗る!SOHOにおすすめの高機能複合機2選
1. 【SOHOの決定版】ブラザー プリビオ MFC-J939DN
▼こんな人におすすめ!
- 個人事業主やSOHOで、FAX・コピー・スキャンを1台で効率化したい方
- 請求書や見積書など、複数枚の書類を送受信することが多い方
- PCを使った作業が中心の方
SOHO向けのFAX複合機を探しているなら、まず検討すべきがこのモデルです。 ビジネスを円滑に進めるための機能が、これでもかというほど詰め込まれています。
▼ここがポイント!注目機能レビュー 特筆すべきは、「ADF(自動原稿送り装置)」と「PC-FAX送受信」の両方を搭載している点です。 最大20枚までの原稿を自動で送れるADFがあれば、大量の請求書発行もストレスフリー。 さらに、PCで作成した書類を印刷せずに直接送信できるPC-FAX機能は、インク代と紙代の節約に大きく貢献します。受信したFAXもPC上でデータ管理できるため、ペーパーレス化も促進できます。
また、前面2段給紙トレイを採用しており、上段にA4、下段にハガキなど、異なる用紙をセットしておけるのも地味ながら非常に便利なポイント。 「この一台があれば、事務所の事務作業が格段に捗る」そう断言できる、ビジネスの頼れる相棒です。
▼ちょっと気になる点 家庭用モデルに比べると本体サイズが大きく、重量もあるため、設置場所にはある程度のスペースが必要です。
▼スペック表
| 機能 | スペック |
|:—|:—|
| 印刷方式 | インクジェット |
| 子機 | 1台付属 |
| 見てから印刷 | 〇 |
| ADF | 〇(最大20枚) |
| PC-FAX | 〇(送受信対応) |
| 自動両面プリント | 〇 |
2. 【コスト削減の切り札】エプソン EW-M674FT
▼こんな人におすすめ!
- とにかく印刷コストを極限まで抑えたいヘビーユーザーの方
- カラーの資料やDMを大量に印刷する機会がある方
- インク交換の手間を減らしたい方
「FAXもコピーも、毎日たくさん使うからインク代がばかにならない…」 そんな悩みを根本から解決してくれるのが、エプソンの「エコタンク」搭載モデルです。
▼ここがポイント!注目機能レビュー この機種の最大の武器は、圧倒的な低ランニングコスト。 従来のようなインクカートリッジ式ではなく、大容量のインクタンクにボトルからインクを補充する方式を採用。 これにより、A4カラー文書1枚あたり約1.0円、モノクロ約0.4円という驚異的な印刷コストを実現しています。(※コストは測定方法により異なります)
最初に付属しているインクだけで、モノクロ約7,500ページ、カラー約6,000ページも印刷可能。一度インクを補充すれば、しばらく交換の手間から解放されます。 もちろん、ADFやFAX機能もしっかり搭載。ビジネスを強力にサポートしてくれます。 初期投資は少し高めですが、印刷枚数が多い方なら、すぐに元が取れるはずです。
▼ちょっと気になる点 本体価格は他のインクジェット複合機に比べて高価です。利用頻度が低い方にとっては、オーバースペックになる可能性があります。
▼スペック表
| 機能 | スペック |
|:—|:—|
| 印刷方式 | エコタンク(大容量インクタンク) |
| 子機 | ×(電話機能なし) |
| 見てから印刷 | 〇 |
| ADF | 〇(最大30枚) |
| PC-FAX | 〇(送信のみ) |
| ランニングコスト | ◎(圧倒的に安い) |
SOHOや小規模オフィス向けの複合機をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事で徹底解説しています。
▶︎『【SOHO・個人事業主向け】仕事が捗るFAX複合機おすすめ5選!』へのリンク
【防犯対策FAX】実家の親を守る!迷惑電話に強いおすすめ機種
1. 【防犯FAXの最高峰】パナソニック おたっくす KX-PD750DL
▼こんな人におすすめ!
- 離れて暮らす高齢の親を、本気で特殊詐欺から守りたい方
- 現在考えられる、最高クラスの防犯機能を求める方
- 機械の操作が苦手な親御さんへのプレゼントとして検討している方
私が実家の両親のために選んだのが、まさにこの系統のモデルです。 これは単なるFAXではありません。家族の安心を守るための「防犯システム」です。
▼ここがポイント!注目機能レビュー パナソニックが長年培ってきた迷惑電話防止技術が、この一台に凝縮されています。
- 着信前: 電話が鳴る前に、相手に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」と力強い警告メッセージを自動でアナウンス。9割以上の詐欺犯は、この時点で電話を切ると言われています。
- 着信中: 電話帳に登録していない相手からの着信は、「あんしんフラッシュ」が赤く点滅してお知らせ。誰からの電話か一目で分かります。
- 通話中: 電話に出てしまっても、すべての会話が自動で録音されます。「録音されています」という意識が、冷静な対応を促します。
さらに、警察や自治体が推奨する防犯機能を満たしていることを示す「優良防犯電話」の認定も受けており、その信頼性は折り紙付き。 「どの防犯FAXを選べばいいか分からない」と迷ったら、このKX-PD750DLを選んでおけば間違いありません。大切なご家族への、最高のプレゼントになるはずです。
▼ちょっと気になる点 機能が豊富な分、価格は高めです。しかし、万が一の被害額を考えれば、これは「安心への投資」と言えるでしょう。
▼スペック表
| 機能 | スペック |
|:—|:—|
| 印刷方式 | インクフィルム |
| 子機 | 1台付属 |
| 見てから印刷 | 〇 |
| 迷惑電話防止 | ◎(最高クラスの機能群) |
| あんしんフラッシュ| 〇 |
| 自動通話録音 | 〇 |
なぜFAXがこれほど強力な詐欺対策になるのか、その理由と他の防犯モデルについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎『実家の親を詐欺から守る!FAX電話機が最強の迷惑電話対策になる理由とおすすめ機種』へ
【コスパ重視FAX】安くても使える!おすすめ2選
1. 【ビジネスもOKな高コスパ機】ブラザー プリビオ MFC-J739DN
▼こんな人におすすめ!
- ビジネスにも使える機能を、できるだけ安く手に入れたい個人事業主の方
- 利用頻度は高くないが、いざという時のために機能は妥協したくない方
- とにかくコストパフォーマンスを最優先する方
先ほど「SOHOの決定版」として紹介したMFC-J939DNの、弟分にあたるモデルです。 驚くべきは、価格を抑えながらも、ビジネスに役立つ主要な機能がほぼそのまま受け継がれている点です。
▼ここがポイント!注目機能レビュー 上位モデルとの大きな違いは「自動両面プリント」に非対応な点くらいで、ADF(自動原稿送り装置)やPC-FAX送受信機能は、このMFC-J739DNにもしっかり搭載されています。
「たまにしかFAXを使わないけど、送る時はいつも10枚以上の書類なんだよな…」 そんな方にこそ、このモデルは最適です。手頃な価格でADFの快適さを手に入れることができます。 家庭用モデルの価格帯で、ビジネスグレードの利便性を享受できる。まさに「高コスパ」を体現した一台です。
▼ちょっと気になる点 インクは4色独立タイプなので、特定の色だけが早く無くなることがあります。ランニングコストは標準的です。
▼スペック表
| 機能 | スペック |
|:—|:—|
| 印刷方式 | インクジェット |
| 子機 | 1台付属 |
| 見てから印刷 | 〇 |
| ADF | 〇(最大20枚) |
| PC-FAX | 〇(送受信対応) |
| 自動両面プリント | × |
2. 【シンプル is BEST】パナソニック おたっくす KX-PD360DL
▼こんな人におすすめ!
- とにかく初期費用を抑えてFAXを導入したい方
- FAXの送受信と電話ができれば、余計な機能は不要という方
- FAXの入門機、または一時的な利用を考えている方
「多機能は使いこなせないし、とにかくシンプルで安いのが一番!」 そんな割り切った使い方をしたい方に向けた、エントリーモデルです。
▼ここがポイント!注目機能レビュー 価格は非常に安いですが、FAXとしての基本はしっかり押さえています。 受信した内容を液晶画面で確認できる「見てから印刷」機能は付いておりませんが、「迷惑防止」機能搭載。知らない番号からの着信時に、相手に名乗るようメッセージを流すことができます。
複雑な機能がない分、操作パネルも非常にシンプルで、誰でも直感的に使えるのが魅力。 「とりあえずFAX番号が必要」「最低限の機能があればいい」というニーズに、100点で応えてくれる一台です。
▼ちょっと気になる点 液晶画面が小さく、カナ表示のみとなります。ADFやPC-FAX機能もありません。あくまで基本的な利用に特化したモデルです。
▼スペック表
| 機能 | スペック |
|:—|:—|
| 印刷方式 | インクフィルム |
| 子機 | 1台付属 |
| 見てから印刷 | × |
| 迷惑電話防止 | 〇(簡易機能) |
| ADF | × |
| PC-FAX | × |
家庭向けのFAXをもっと詳しく比較したい方は、こちらの記事もご覧ください。
▶︎『【家庭用FAX】おすすめ5選!子育てやシニア世代にも使いやすい人気モデルは?』へ
FAX選びの疑問を解決!購入前のよくある質問 (Q&A)
最後に、お客様からよくいただく質問とその回答をまとめました。
Q1. FAXの設置や設定は難しいですか?
A1. いいえ、ほとんどの場合、非常に簡単です。 基本的には、
- 電話線をつなぐ
- 電源コードをコンセントに挿す この2ステップで、すぐに使えるようになります。 最近のモデルは取扱説明書も図解入りで分かりやすく、画面の指示に従って日時などを設定するだけなので、機械が苦手な方でもご安心ください。
Q2. Wi-Fiがないと使えませんか?
A2. いいえ、基本的なFAX送受信にWi-Fiは不要です。 FAXは電話回線を使って通信するため、インターネット環境(Wi-Fi)がなくても問題なく使えます。
ただし、「PC-FAX」や、プリンターとしてスマホから写真を印刷するなどのネットワーク機能を使いたい場合は、Wi-Fi環境が必要になります。ご自身の使いたい機能に合わせてご確認ください。
Q3. FAXを処分するときはどうすればいいですか?
A3. 主に3つの方法があります。
- 自治体のルールに従って処分する: 多くの自治体では「小型家電」や「不燃ごみ」として扱われます。お住まいの地域のルールを必ずご確認ください。
- 家電量販店の下取り・リサイクルサービスを利用する: 新しいFAXを購入する際に、古い機種を引き取ってくれるサービスです。有料の場合が多いですが、手間なく処分できます。
- 不用品回収業者に依頼する: 他の不用品とまとめて処分したい場合に便利です。ただし、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
まとめ:おすすめFAXの選び方を参考に最適な一台を見つけよう
長い時間お付き合いいただき、ありがとうございました。 ここまで読んでくださったあなたは、もうFAX選びで迷うことはないはずです。
最後に、この記事の最も重要なポイントを振り返りましょう。
▼後悔しないFAX選び、5つのチェックポイント
- 利用シーンを明確にする(家庭用?ビジネス用?防犯用?)
- FAXの種類を知る(機器を置くか?データで完結か?)
- ランニングコストを比較する(インクジェット?レーザー?)
- 自分に必要な便利機能を見つける(ADF?迷惑防止?)
- メーカーごとの得意分野を把握する(パナソニック?ブラザー?)
この5つのステップに沿って自分の使い方を整理し、今回ご紹介した8つの具体的な機種の中から、ご自身の目的に最も合うものを選んでみてください。
▼目的別・おすすめ機種のおさらい
- 家庭で便利に使いたいなら → パナソニック
KX-PD550DL - 仕事の効率を上げたいなら → ブラザー
MFC-J939DN - 実家の親を詐欺から守りたいなら → パナソニック
KX-PD750DL - とにかくコストを抑えたいなら → ブラザー
MFC-J739DN
FAXは、決して過去の遺物ではありません。 使い方次第で、私たちの生活や仕事を豊かにし、そして大切な家族を守ってくれる、頼もしいパートナーとなり得ます。
この記事が、あなたの最適な一台を見つけるための、確かな羅針盤となれば幸いです。


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