除湿機の電気代は高い?1時間・1ヶ月の料金をタイプ別に比較&今すぐできる節約術5選

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除湿機を賢く使うことで電気代が節約できることをイメージしたイラスト。除湿機の横にある豚の貯金箱にお金が貯まっていく様子が描かれている。 除湿機

梅雨に入り、フル稼働を始めた除湿機。 ジメジメした空気がカラッと快適になるのは嬉しいけれど、一日中つけっぱなしにしていると、ふと頭をよぎる不安…

「一体、来月の電気代はいくらになるんだろう…?」 「エアコンの除湿(ドライ)と、本当はどっちがお得なの?」

そのように、後から来る電気代の請求書におびえながら除湿機を使っているとしたら、とてももったいないことです。

ご安心ください。 この記事では、そんな電気代に関するあなたのあらゆる疑問やモヤモヤを、具体的な数字と信頼できる根拠に基づいて、完全に解消します。

この記事を読み終える頃には、

  • あなたの除湿機の電気代が、1時間・1日・1ヶ月でいくらなのかが明確にわかる
  • 永遠のライバル「エアコンの除湿」とのコストパフォーマンスの違いが理解できる
  • 電気代を賢く節約するための、今日からできる具体的な方法が身についている

ようになっていることをお約束します。

結論からお伝えすると、除湿機の電気代は「選ぶタイプ」と「使い方」の掛け算で決まります。そして、多くの場合、エアコンの除湿機能よりもお得に、そして快適に使えるのです。

それでは、あなたの電気代への不安を「知識」に変え、無駄な出費を抑える「知恵」を身につける旅を始めましょう。


【大前提】まずは知っておこう!除湿機の電気代・基本の計算方法

「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、電気代の計算は非常にシンプルです。 この計算式さえ覚えておけば、あらゆる家電の電気代の目安が自分で計算できるようになります。

電気代の計算式 消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 1kWhあたりの電力量料金(円)

一つずつ見ていきましょう。

  • 消費電力(W): その家電が動作するために、どれくらいの電力が必要かを示す数値です。製品のカタログや本体側面のシールに必ず記載されています。「W(ワット)」という単位が大きければ大きいほど、パワフルですが電気代も高くなります。計算する際は、このWを1000で割って「kW(キロワット)」に変換します。
  • 使用時間(h): 実際にその家電を使った時間(hour)です。
  • 1kWhあたりの電力量料金(円): これが、ご家庭の電気代の基準となる単価です。契約している電力会社や料金プランによって異なります。

この記事では、公平を期すため、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金の目安単価である「31円/kWh(税込)」を使用して、すべての計算を行います。 ご自身の正確な電気代を知りたい場合は、電力会社の検針票(電気ご使用量のお知らせ)などで、ご自身の契約単価をご確認ください。

外部リンク:よくある質問 Q&A – 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会

この計算式を元に、気になる除湿機の電気代を具体的に見ていきましょう。


【タイプ別料金比較】コンプレッサー式 vs デシカント式、電気代が安いのはどっち?

以前の解説でも触れましたが、除湿機の電気代は、その「除湿方式」によって天と地ほどの差が生まれます。

結論から言うと、電気代の安さでは「コンプレッサー式」の圧勝です。

▼なぜ、そんなに差がつくのか?

その理由は、除湿の仕組みにあります。 デシカント式は、湿気を吸着した乾燥剤を乾かすために、消費電力の大きい「ヒーター」を常に使う必要があります。 一方、コンプレッサー式は、空気を冷やすためのコンプレッサー(圧縮機)を動かすモーターが主な電力消費源であり、ヒーターは使いません。

この「ヒーターの有無」が、電気代に直接的な差となって現れるのです。

実際に、市場で人気のある同程度の能力を持つモデルの消費電力を比較してみましょう。

▼1時間あたりの電気代 比較表(目安)▼

タイプ消費電力の目安 (60Hz)1時間あたりの電気代(計算式)結果
コンプレッサー式約180W180W ÷ 1000 × 1h × 31円約5.6円
デシカント式約460W460W ÷ 1000 × 1h × 31円約14.3円

ご覧の通り、その差は約2.5倍。 1時間だけ見れば小さな差に感じるかもしれませんが、これが毎日、毎月となると大きな違いになってきます。


【徹底シミュレーション】「つけっぱなし」にすると1ヶ月の電気代はいくら?

では、実際に除湿機を「つけっぱなし」にした場合、1ヶ月の電気代は具体的にいくらになるのでしょうか。 よくある利用シーンを想定して、シミュレーションしてみました。

  • シーンA:毎日、洗濯物の部屋干しで使う(1日8時間 運転)
  • シーンB:リビングなどで一日中つけっぱなしにする(1日24時間 運転)

▼1ヶ月(30日間)の電気代シミュレーション結果▼

利用シーンコンプレッサー式の電気代デシカント式の電気代差額
A: 1日8時間 運転約1,344円 / 月約3,432円 / 月約2,088円
B: 1日24時間 運転約4,032円 / 月約10,296円 / 月約6,264円

ご覧の通り、両者の差は歴然です。 このシミュレーション結果から、除湿機選びにおける重要な事実が見えてきます。

もしあなたが、主に梅雨から夏の間の湿気対策や部屋干しで、毎日長時間除湿機を使いたいと考えているなら、コンプレッサー式を選ぶだけで、デシカント式に比べて月々2,000円〜6,000円以上も節約できる可能性があるということです。

月々4,000円というのは、スマートフォンの通信料金にも匹敵する金額です。 年間で見れば、その差は2万円から7万円以上にもなります。これだけあれば、新しい家電を買ったり、ちょっとした国内旅行に行ったりすることも可能ですよね。

「つけっぱなし」にする可能性があるほど、最初の「タイプ選び」が、将来の家計に大きな影響を与えるということを、ぜひ覚えておいてください。


【永遠のテーマ】エアコンの除湿(ドライ)と結局どっちが安いの?

「うちにはエアコンがあるから、除湿機はいらないんじゃない?」 「エアコンの『ドライ』機能と、どっちが電気代が安いの?」

これは、除湿機を検討する誰もが抱く、最大の疑問かもしれません。 この永遠のテーマに、電気代と快適性の両面から、明確な答えを出していきましょう。

前提知識:エアコンの「除湿(ドライ)」には2種類ある!

まず知っておくべきは、エアコンの除湿機能には、主に2つのタイプがあるということです。

  1. 弱冷房除湿(一般的なドライ機能)
    • 仕組み: 弱い冷房運転をしながら、ついでに除湿もする機能。室温を少し下げながら湿度を取ります。
    • 特徴: ほとんどのエアコンに搭載されている標準的な機能です。電気代は、通常の冷房運転より少し安くなる傾向があります。
    • 弱点: 室温も下がるため、肌寒い梅雨時などに使うと、部屋が寒くなりすぎてしまうことがあります。
  2. 再熱除湿(プレミアムなドライ機能)
    • 仕組み: 一度冷やして除湿した空気を、再び温め直してから部屋に戻す機能。
    • 特徴: 室温を下げずに湿度だけを強力に下げることができるため、非常に快適です。主に上位モデルのエアコンに搭載されています。
    • 弱点: 冷やした空気をわざわざ温め直すという複雑な動作をするため、電気代は暖房並みに非常に高くなります。

ご自宅のエアコンがどちらのタイプかは、リモコンのボタンや取扱説明書で確認できます。「カラッと除湿」「プレミアム除湿」といった名称がついている場合は、再熱除湿の可能性が高いです。

本題:除湿機 vs エアコン、コストパフォーマンス対決

それでは、この2種類のエアコン除湿と、除湿機(コンプレッサー式)の電気代を比較してみましょう。

▼1時間あたりの電気代 比較(6畳用エアコンの場合の目安)▼

機能消費電力の目安1時間あたりの電気代特徴
除湿機(コンプレッサー式)約180W約5.6円◎ 安い・快適
エアコン(弱冷房除湿)約200W~500W約6.2円~〇 安い・部屋が冷える
エアコン(再熱除湿)約500W~800W約15.5円~× 高い・快適
参考:除湿機(デシカント式)約460W約14.3円× 高い・部屋が暑くなる

この表から、以下の結論が導き出せます。

  • 結論①: 一般的な「弱冷房除湿」と比較しても、除湿機(コンプレッサー式)の方が電気代は安くなる傾向にあります。
  • 結論②: 室温を下げない快適な「再熱除湿」と比べると、除湿機の電気代は半分以下で済みます。

【最終結論チャート】あなたの使い方なら、どっちがお得で快適?

電気代だけでなく、「快適性」も考慮した、最適な使い分けシナリオをまとめました。

あなたの目的・シーン選ぶべき最適解理由
A. 真夏の蒸し暑い日。部屋全体を涼しく快適にしたいエアコン(弱冷房除湿)部屋を冷やすことが主目的なら、エアコン一択。除湿も同時に行えます。
B. 肌寒い梅雨の日。室温は下げずに、ジメジメだけ取りたい除湿機(コンプレッサー式)エアコンの冷風でブルブル震えることなく、快適に除湿できます。電気代もお得。
C. 洗濯物を、とにかく速く集中して乾かしたい除湿機エアコンと違い、洗濯物の真下に置くなど、ピンポイントで強力な風を送れるため、乾燥効率が圧倒的に高いです。
D. 冬の結露対策除湿機(デシカント式)冬に性能が落ちるエアコンやコンプレッサー式では対応困難。唯一の解決策です。

このように、「部屋全体を冷やす」という目的以外では、ほとんどのケースで除湿機の方がコストパフォーマンスと快適性の両面で優れていると言えるでしょう。


今すぐできる!除湿機の電気代を賢く節約する5つの裏ワザ

「タイプ選びとエアコンとの比較は分かった。でも、今使っている除湿機の電気代を、少しでも安くする方法はないの?」

もちろんです。 ここでは、誰でも今日から実践できる、効果の高い節約術を5つ、厳選してご紹介します。

節約術①:【守りの節約】タイマー機能を徹底活用する

最も簡単で、最も確実な節約術です。 「なんとなくつけっぱなし」が、一番の無駄遣い。

  • 就寝時: 「おやすみタイマー」で2〜4時間後に切れるように設定する。寝付くまでの時間、部屋が快適であれば十分です。
  • 部屋干し: 衣類が乾くおおよその時間(例:5時間)に合わせて「切タイマー」を設定する。

このように、「必要な時間だけ動かす」ことを徹底するだけで、電気代は大きく変わります。

節約術②:【守りの節約】フィルターを月に2回、必ず掃除する

これは節約術であると同時に、除湿機の性能を100%引き出すための必須メンテナンスです。 フィルターがホコリで目詰まりすると、空気の吸引力が落ち、モーターは余計な力を使ってフルパワーで頑張ろうとします。結果、除湿効率は落ちるのに、電気代は余計にかかるという最悪のスパイラルに陥ります。

月に2回、掃除機でフィルターのホコリを吸い取る。たったこれだけの習慣で、無駄な電気代を確実に防げます。

節約術③:【攻めの節約】狭い部屋で、ドアを完全に閉めて使う

これは「除湿効率を上げて、運転時間を短くする」という、攻めの節約術です。 広いリビングで使うよりも、6畳の寝室や、さらに狭い脱衣所などで使う方が、空間全体の湿度は圧倒的に速く下がります。

目標の湿度に達するまでの時間が短くなれば、それだけ運転時間も短縮でき、結果的に電気代の節約につながるのです。 部屋干しをする際は、生活空間とは別の、狭い部屋を一つ「衣類乾燥室」として使うのが理想的です。

節約術④:【攻めの節約】サーキュレーターを併用して時短する

これも、攻めの節約術の代表格です。 除湿機が生み出した乾いた空気を、サーキュレーターの強力な風で部屋全体、洗濯物全体に強制的に循環させます。 これにより、乾燥ムラがなくなり、乾燥時間を2〜3割短縮できるケースも少なくありません。

運転時間が2割短縮できれば、もちろん電気代も2割節約できます。 もしご自宅にサーキュレーターや扇風機があれば、ぜひ併用してみてください。その速乾効果と節電効果に驚くはずです。

節約術⑤:【おまかせの節約】自動湿度コントロール機能を使う

近年の除湿機の多くには、設定した湿度(例:50~60%)を保つように、自動で運転をON/OFFしてくれる「自動モード」が搭載されています。

これは、快適さと省エネを両立する、最も賢い使い方です。 湿度が設定値より高くなると運転を開始し、設定値まで下がると自動で送風運転や停止状態になります。 これにより、過剰な除湿(湿度が低すぎると肌や喉が乾燥します)を防ぎつつ、無駄な電力消費を極限まで抑えることができます。

もしお使いの機種にこの機能があれば、積極的に活用することをお勧めします。


まとめ:正しい知識で、除湿機を最高のパートナーに

今回は、除湿機の電気代について、徹底的に深掘りしてきました。 最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • 電気代は「コンプレッサー式 < デシカント式」。その差は2倍以上。
  • つけっぱなしにするなら、タイプ選びが月々数千円の差になる。
  • エアコンの除湿より、多くの場合で除湿機の方が安く、快適
  • 5つの節約術を実践すれば、さらにコストを抑えられる。
    • タイマーを活用する
    • フィルターを掃除する
    • 狭い部屋で使う
    • サーキュレーターを併用する
    • 自動モードに任せる

電気代は「高いか、安いか」の二択ではありません。 「選ぶタイプ」と「使い方」という2つの要素の掛け算で決まります。

この記事で得た知識があれば、もう電気代の請求書に怯える必要はありません。 正しく知って、賢く使うことで、除湿機は電気代以上の快適さと利便性をもたらしてくれる、あなたの暮らしの最高のパートナーになってくれるはずです。


電気代の不安は、これでスッキリ解消できたはずです!

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