「年金暮らしだから、毎月の電気代は少しでも抑えたい…」 「でも、夏の暑さや冬の寒さを我慢するのは身体にこたえる…」
定年後、ご夫婦や一人でのんびりとした時間を過ごす中で、このようにお考えの方は少なくないでしょう。特に、近年の猛暑や厳しい寒さを乗り切るために、エアコンは欠かせない存在です。しかし、それに伴って電気代の請求書に頭を悩ませることも増えてきます。
ご安心ください。
実は、エアコンの電気代は、ちょっとした工夫や使い方を見直すだけで、驚くほど節約できるのです。しかも、難しい操作や大掛かりな準備は一切必要ありません。この記事では、シニア世代の皆様が「今日から」「無理なく」「簡単に」実践できる、エアコンの電気代を賢く節約するためのテクニックを、一つひとつ丁寧に解説していきます。
我慢して体調を崩してしまっては、元も子もありません。健康を第一に考えながら、快適な室温を保ちつつ、家計の負担を軽くする。そんな理想の暮らしを実現するためのヒントが、ここにあります。ぜひ、最後までゆっくりとご覧いただき、ご自身の生活に役立つアイデアを見つけてみてください。
はじめに|エアコンの電気代を節約するための基本的な考え方
本格的な節約術をご紹介する前に、まずは「なぜエアコンの電気代が高くなるのか」「なぜ使い方を見直す必要があるのか」という基本的な部分から理解を深めていきましょう。この根本を知ることで、日々の節約行動がより意味のあるものになり、継続しやすくなります。
エアコンの電気代が高くなる理由とは?
エアコンの電気代が高くなる主な理由は、その仕組みにあります。エアコンは、室内の空気の「熱」を外に逃がしたり(冷房)、外の空気の「熱」を取り込んだり(暖房)することで、部屋の温度を調節しています。
この「熱の移動」に、最も多くの電力を消費するのです。
特に電力を大量に消費するのが、エアコンの「スイッチを入れた直後」です。
設定温度と室温に大きな差があると、エアコンはフルパワーで稼働し、一気に設定温度まで近づけようとします。この「急発進」の時に、電気をたくさん使ってしまうのです。車で例えるなら、停止状態から急にアクセルを踏み込むのと同じです。
また、以下のような要因も電気代を押し上げる原因となります。
- 古いエアコンを使っている: 近年のエアコンは省エネ性能が飛躍的に向上しています。10年以上前の古い機種を使い続けている場合、最新のモデルに比べて倍以上の電気代がかかっているケースも珍しくありません。
- 部屋の断熱性が低い: 窓や壁から外の熱気や冷気が侵入しやすい部屋では、エアコンがどれだけ頑張ってもなかなか快適な温度にならず、結果的に長時間フルパワーで稼働し続けることになります。
- 設定温度が極端: 「涼しい方がいいから」と冷房を20℃に設定したり、「寒いのは嫌だから」と暖房を30℃に設定したりすると、その分、エアコンは必死に働き続けるため、電気代はどんどん上がっていきます。
これらの原因を少しでも解消することが、節約への第一歩となります。
なぜエアコンの使い方を見直す必要があるのか
「電気代がもったいないから、暑くても寒くてもギリギリまで我慢する」 「エアコンはつけずに、扇風機だけで夏を乗り切る」
このようなお話も耳にしますが、特にご高齢の方にとって、過度な我慢は非常に危険です。
夏の暑さを我慢すれば、気づかないうちに脱水症状や熱中症になるリスクが高まります。総務省消防庁のデータによると、熱中症による救急搬送者の約半数は65歳以上の高齢者です。ご自宅で過ごしている際に発症するケースも非常に多く、命に関わることもあります。
参考: 総務省消防庁 熱中症情報
一方で、冬の寒さを我慢すれば、血圧が急激に変動する「ヒートショック」を引き起こす可能性があります。暖かい部屋から寒いトイレや脱衣所へ移動した際に起こりやすく、心筋梗塞や脳梗塞につながることもある怖い症状です。
つまり、エアコンの使い方を見直す目的は、単に電気代を節約することだけではありません。
一番の目的は、「ご自身の健康を守りながら、経済的な負担を軽減すること」にあります。
無理な我慢はせず、エアコンを賢く使うことで、安全で快適な生活空間を維持する。その上で、無駄な電力消費をなくしていく。このバランス感覚こそが、シニア世代の皆様にとって最も大切な考え方なのです。
エアコンの節約方法|高齢者でも簡単にできる設定と使い方
ここからは、いよいよ具体的な節約テクニックをご紹介します。どれも「なるほど、それならできそうだ」と思っていただけるような、シンプルで簡単な方法ばかりを集めました。ぜひ、今日から試せるものを見つけて、実践してみてください。
使わない部屋のエアコンは消す
これは基本中の基本ですが、意外と見落としがちなポイントです。
日中ほとんど過ごさない寝室や、来客時しか使わない和室などのエアコンが、もしつけっぱなしになっていたら、それは非常にもったいないことです。
「人のいない部屋」のエアコンのスイッチは、こまめに切る習慣をつけましょう。
ご夫婦二人暮らしの場合、日中はリビングのエアコンだけをつけ、寝る時になったらリビングのエアコンを消して、寝室のエアコンをつける。このように、生活の中心となる場所に合わせた運用を心がけるだけで、無駄な電力消費を大きく削減できます。
ただし、家全体の温度をある程度均一に保ちたい場合や、頻繁に部屋を行き来する場合は、つけたり消したりを繰り返すとかえって電気代が高くなることもあります。30分程度の短い外出であれば、つけっぱなしの方が効率的な場合もありますので、ご自身の生活スタイルに合わせて調整してみてください。
エアコンの温度設定を見直す

設定温度は、エアコンの電気代に直接影響する最も重要な要素です。 「たった1℃」と思うかもしれませんが、その1℃が大きな節約につながるのです。
環境省が推奨している快適な室温の目安は、以下の通りです。
- 冷房時の室温:28℃
- 暖房時の室温:20℃
【節約効果の目安】
- 冷房の設定温度を1℃上げると… 約13% の消費電力削減
- 暖房の設定温度を1℃下げると… 約10% の消費電力削減
(出典: 環境省「家庭でできる節電アクション」)
いかがでしょうか。もし現在、冷房を26℃に設定しているなら、28℃にするだけで20%以上の節約が見込める計算になります。「28℃は少し暑いのでは?」と感じるかもしれませんが、後述する「扇風機の併用」などの工夫を組み合わせることで、体感温度を下げ、十分に快適さを保つことができます。
まずは、リモコンの設定温度を「+1℃」(暖房なら「-1℃」)から始めてみましょう。それだけでも、来月の電気代に変化が現れるはずです。
扇風機と併用してエアコンの負担を減らす

「冷房の設定温度を28℃にすると、どうも物足りない…」 そんな時に大活躍するのが「扇風機」や「サーキュレーター」です。
エアコンと扇風機を一緒に使うことで、部屋全体の空気を効率よく循環させることができます。冷たい空気は下に、暖かい空気は上に溜まりやすい性質がありますが、扇風機の風がこれをかき混ぜ、室内の温度ムラをなくしてくれるのです。
これにより、エアコンの設定温度が控えめでも、体感的にはずっと涼しく(または暖かく)感じられます。
◆ 効果的な使い方(イラスト解説)
【冷房の場合】

上のイラストのように、エアコンから出た冷たい空気は、自然と床のほうに溜まっていきます。
そこで、扇風機やサーキュレーターをエアコンに背を向けるように置き、天井に向けて風を送るのがポイントです。
床に溜まった冷たい空気が扇風機の風によって持ち上げられ、天井にぶつかって部屋全体に降り注ぐことで、空気の循環が生まれます。これにより、部屋のどこにいても心地よい涼しさを感じることができ、設定温度が28℃でも快適に過ごせます。
【暖房の場合】
暖房の場合は、この逆です。暖かい空気は天井付近に溜まってしまいます。
エアコンと対角線上に扇風機を置き、天井に向けて風を送ってあげましょう。そうすることで、天井に溜まった暖かい空気が床に下りてきて、足元の冷えを解消してくれます。
扇風機やサーキュレーターの消費電力は、エアコンに比べてごくわずかです。これを併用することで、エアコンの設定温度を1〜2℃緩和でき、結果的に大きな節電につながります。まさに「小さな力で大きな効果」を生む、賢いテクニックです。
エアコンのフィルター掃除を定期的に行う

面倒に感じられるかもしれませんが、エアコンのフィルター掃除は、節約効果が非常に高い、ぜひ習慣にしていただきたい作業です。
フィルターにホコリが詰まっていると、エアコンは空気を吸い込みにくくなります。人間で言えば、マスクをしたまま全力疾走するようなもので、余計な力が必要になり、その分だけ多くの電気を消費してしまうのです。
【掃除の頻度と効果】
- 掃除の目安: 2週間に1回
- 節約効果: フィルターが目詰まりしている状態と比べて、年間で約5%〜10%の消費電力削減が期待できます。これは、電気代に換算すると数千円の節約になることもあります。
◆ 簡単フィルター掃除の手順
- 電源プラグを抜く: 安全のために、必ずコンセントから電源プラグを抜いてから作業を始めましょう。
- フロントパネルを開けてフィルターを外す: 取扱説明書を確認しながら、ゆっくりとフィルターを取り外します。
- ホコリを掃除機で吸い取る: フィルターの表面(ホコリがついている側)から、掃除機で優しく吸い取ります。
- 汚れがひどい場合は水洗い: 掃除機だけでは取れない油汚れなどがある場合は、裏側からシャワーの水を当て、柔らかいブラシで軽くこすります。洗剤を使う場合は、中性洗剤を使いましょう。
- 日陰でしっかり乾かす: 洗った後は、タオルで水気を取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所で完全に乾かします。濡れたまま取り付けると、カビや臭いの原因になります。
- 元に戻す: フィルターが乾いたら、元の位置にしっかりと取り付け、フロントパネルを閉めれば完了です。
慣れてしまえば10分程度で終わる簡単な作業です。 お掃除のカレンダーに「フィルター掃除の日」と書き込んでおくなど、忘れない工夫をすると続けやすくなりますよ。
部屋のカーテンを利用して熱を遮断する

お部屋の快適さは、外からの影響を大きく受けます。特に、熱の出入りが最も激しいのが「窓」です。
夏の強い日差しや、冬の冷たい外気は、窓を通して容赦なく室内に入り込んできます。この窓からの熱の出入りをカーテンでコントロールするだけで、エアコンの効率は格段にアップします。
- 夏の日中: レースのカーテンだけでなく、遮光・遮熱効果のある厚手のカーテンも閉めましょう。直射日光が室内に入るのを防ぐだけで、室温の上昇を抑え、冷房の効きが良くなります。お出かけ前には、カーテンを閉めてから出かける習慣をつけると効果的です。
- 冬の日中: 晴れた日は、厚手のカーテンを開けて、太陽の光をたっぷりと室内に取り込みましょう。天然の暖房として、部屋を暖めてくれます。
- 冬の夜: 日が沈んだら、厚手のカーテンを閉めて、窓からの冷気の侵入を防ぎ、室内の暖かい空気が逃げるのを防ぎます。
カーテンの丈が短かったり、窓との間に隙間があったりすると効果が半減してしまいます。床に届くくらいの長さのカーテンを選んだり、カーテンボックスを利用したりすると、さらに断熱効果が高まります。
最近では、ホームセンターなどで高機能な遮熱カーテンや、窓に貼るだけで断熱効果が得られるシートなども手軽に購入できます。こうしたアイテムを活用するのも良い方法です。
さらに進んだ節約テクニック|簡単にできるアイデア集
基本的な使い方に慣れてきたら、もう一歩進んだ節約術にも挑戦してみましょう。こちらも、決して難しいものではありません。日々の生活に少し加えるだけで、効果が期待できるものばかりです。
エアコンを使う時間帯を工夫する
ご契約の電気料金プランによっては、電気を使う時間帯によって料金単価が異なる場合があります。
例えば、「夜間の電気料金が安くなるプラン」に加入している場合、日中に集中的にエアコンを使うよりも、比較的料金の安い夜間に洗濯乾燥機や炊飯器のタイマー予約などをまとめ、日中の電力使用量を抑えるといった工夫が有効です。
まずは、電力会社から毎月届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」や、電力会社のウェブサイトのマイページなどで、ご自身がどのような料金プランに契約しているかを確認してみましょう。
もし、ご自身の生活スタイルと料金プランが合っていないと感じたら、電力会社に相談してプランの見直しを検討するのも一つの手です。
また、エアコンの「オン・オフタイマー」を上手に活用するのもおすすめです。
- 起床時に活用: 起きる30分前に暖房がつくようにタイマーを設定しておけば、寒い思いをすることなく快適に朝の準備を始められます。
- 就寝時に活用: 就寝後、1〜2時間で冷房が切れるように「オフタイマー」を設定すれば、つけっぱなしを防ぎ、寝冷えの予防にもなります。深い眠りに入ると体温が下がるため、朝までつけっぱなしにする必要はない場合が多いのです。
リモコンのタイマー機能を使いこなし、生活リズムに合わせた賢い運転を心がけましょう。
エアコンの「省エネモード」や「自動運転」を活用する

最近のエアコンには、様々な賢い機能が搭載されています。その代表格が「省エネモード」や「自動運転」です。
これらのボタンを押すだけで、エアコンが最も効率的な運転方法を自動で選択してくれるため、難しいことを考えなくても節電につながります。
- 自動運転とは?: センサーが室温や湿度、人の動きなどを感知し、冷房・暖房・除湿といった運転モードや、風量・風向きを最適にコントロールしてくれます。部屋が快適な温度になれば、自動でパワーを抑えた運転に切り替わるため、無駄な電力消費を防ぎます。特にこだわりがなければ、基本は「自動運転」に設定しておくのが最も簡単で効果的な節約方法と言えるでしょう。
- 省エネモードとは?: メーカーによって名称は異なりますが、「エコモード」「eco運転」といった機能です。自動運転をベースに、さらに節電を優先した運転を行います。例えば、少し控えめな温度設定になったり、人のいないエリアへの送風を抑えたりすることで、消費電力をカットします。
これらの機能は、まさに「エアコンにおまかせ」で節約できる便利な機能です。取扱説明書をご覧いただき、ご自宅のエアコンに搭載されているか確認し、ぜひ積極的に活用してみてください。
室外機の周りもチェックしよう
意外と見落としがちなのが、お家の外にある「室外機」です。 室外機は、部屋の熱を外に逃がす(冷房時)ための重要な役割を担っています。
室外機の周りに物を置いていたり、雑草が生い茂っていたりすると、空気の流れが妨げられ、熱をうまく放出できなくなります。その結果、エアコン本体に余計な負担がかかり、電気代が上がってしまうのです。
- 室外機の周りは常にスッキリと: 室外機の吹き出し口の前や周りには、植木鉢やゴミ箱などを置かず、少なくとも20cm以上のスペースを確保しましょう。
- 夏場は日よけ対策も効果的: 室外機に直射日光が当たっていると、本体が高温になり、熱交換の効率が低下します。室外機から少し離れた場所に「すだれ」を立てかけたり、「室外機用の日よけカバー」を取り付けたりするだけで、運転効率が改善され、節電につながります。ただし、吹き出し口を塞いでしまわないように注意が必要です。
- 冬の注意点(特に雪国では): 冬に暖房をよく使う地域では、室外機の周りに雪が積もらないように注意が必要です。雪で吸い込み口や吹き出し口が塞がれると、暖房能力が著しく低下し、故障の原因にもなります。大雪の後は、室外機の周りを少し雪かきしてあげるだけでも、効率が大きく変わります。
お庭の手入れのついでに、室外機の周りもチェックする習慣をつけてみてください。
【最終手段】最新の省エネエアコンへの買い替えを検討する
これまでにご紹介した節約術を試しても、まだ電気代が高いと感じる場合、あるいはご自宅のエアコンを10年以上お使いの場合は、思い切って最新の省エネエアコンに買い替えることが、最も効果的な節約になる可能性があります。
技術の進歩は目覚ましく、10年前のエアコンと最新のエアコンとでは、期間消費電力量に約17%もの差があると言われています。(出典: 一般財団法人 家電製品協会)
もちろん、買い替えには初期費用がかかります。しかし、毎月の電気代が数千円単位で安くなれば、数年で元が取れる計算になることも少なくありません。長期的に見れば、家計にとって大きなプラスになるのです。
◆ 買い替えを検討する際のポイント
- 省エネ性能を確認する: カタログや製品のラベルにある「省エネ基準達成率」や「通年エネルギー消費効率(APF)」の数値が高いものほど、省エネ性能が高いと言えます。
- 部屋の広さに合った能力(畳数)を選ぶ: 必要以上に大きな能力のエアコンを選んでも電気代の無駄になりますし、逆に小さすぎるとフルパワーで稼働し続けてしまい、かえって電気代が高くなります。リビングなら〇畳用、寝室なら〇畳用と、設置する部屋の広さに合ったモデルを選びましょう。
- お住まいの自治体の補助金制度を調べる: 環境保護の観点から、省エネ性能の高い家電製品への買い替えに対して、補助金や助成金を交付している自治体があります。「お住まいの市区町村名 エアコン 補助金」などのキーワードでインターネット検索したり、役所の窓口に問い合わせてみたりすることをおすすめします。
最新のエアコンは、節電効果だけでなく、快適機能(AIによる自動調整、空気清浄機能など)も充実しています。ご自身の暮らしをより豊かにするための投資として、買い替えを検討してみる価値は十分にあります。
節約した電気代を実感!効果的な使い方を振り返ろう
節約術を実践したら、その成果がどれくらい出ているのかを確認することも、楽しみながら続けるための大切なポイントです。目に見える形で効果が分かると、次の月も頑張ろうという意欲が湧いてきます。
1ヶ月後の電気代の節約額を確認する方法

最も分かりやすいのが、前年の同じ月と比較することです。 電気代は、気温によって使用量が大きく変動するため、先月と比較するだけでは正確な節約効果は分かりにくいものです。
例えば、「今年の8月の電気代」と「去年の8月の電気代」を比べてみましょう。
電力会社の検針票やウェブサイトのマイページには、過去1〜2年分の使用量や料金が記録されている場合がほとんどです。これを見比べて、「去年より電気の使用量が〇〇kWh減った」「料金が〇〇円安くなった」という具体的な数字を確認します。
◆ 比較する際のポイント(表)
| 比較項目 | 確認する場所 | ポイント |
|---|---|---|
| 電気使用量 (kWh) | 検針票、ウェブサイト | 料金だけでなく、使用量そのものが減っているかを確認する。 |
| 電気料金 (円) | 検針票、ウェブサイト | 燃料費調整額の変動もあるため、使用量と合わせて確認する。 |
| 前年同月の気候 | 気象庁の過去データなど | もし今年が記録的な猛暑であれば、使用量が増えても仕方ない。 |
もし、ご自身で確認するのが難しい場合は、ご家族に手伝ってもらったり、電力会社のカスタマーサービスに問い合わせてみるのも良いでしょう。
電気代節約の実感を得るために大切なこと
ここまで様々な節約術をご紹介してきましたが、最も大切なのは「無理なく、楽しみながら続けること」です。
節約を意識するあまり、暑さや寒さを我慢して体調を崩してしまっては、医療費がかさむなど、かえって大きな出費につながりかねません。エアコンは、私たちの健康で快適な暮らしを守るための大切なパートナーです。
今回ご紹介した中で、ご自身が「これならできそう」と思えるものを、まずは一つか二つ、試してみてください。
そして、節約できた電気代で、美味しいものを食べに行ったり、お孫さんへのプレゼントを買ったり、趣味にお金を使ったりと、何か楽しい目標を立てるのもおすすめです。そうすることで、節約そのものがポジティブな活動になり、生活に彩りを与えてくれます。
まとめ
最後に、この記事でご紹介した「高齢者向けの簡単なエアコン節約術」のポイントを振り返ってみましょう。
- 基本は「無理せず、健康第一」
- スイッチのオンオフは生活リズムに合わせて
- 設定温度は「冷房28℃、暖房20℃」を目安に
- 扇風機を併用して体感温度をコントロール
- フィルター掃除は2週間に1回で効果大
- カーテンを活用して窓からの熱をシャットアウト
- 「自動運転」におまかせするのが一番の近道
- 室外機の周りも忘れずにチェック(冬の雪にも注意)
- 成果は「前年の同じ月」と比べる
- 10年以上使っているなら「買い替え」も視野に入れる
どれも、少し意識を変えるだけで実践できることばかりです。 賢くエアコンと付き合い、快適で経済的な毎日をお過ごしください。この記事が、あなたの暮らしをより豊かにするための一助となれば幸いです。


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